高脂血症


知っておきたい高脂血症のQ&A

Q.高脂血症になると、どのような症状があらわれますか?
A.高脂血症とは血中の悪玉コレステロール=LDLコレステロールや中性脂肪(トリグリセリド)が高い状態のことであり、一般に症状はありません。しかし、悪玉コレステロールは、血管にたまり、動脈硬化を引き起こし、ついには心筋梗塞や脳梗塞など生命に関る疾患を起こします。このように高脂血症は動脈硬化の重要な危険因子です。

Q.動脈硬化の危険因子とは、何ですか?
A.心筋梗塞などの重篤な疾患の原因となる動脈硬化を進展させてしまうもののことで、高脂血症のほかに、糖尿病、高血圧、喫煙、肥満、加齢、心筋梗塞など家族歴、低HDLコレステロール血症、炎症マーカー上昇などがあります。これらは、ひとつでも動脈硬化を日コ起こしますが、積み重なることでさらにリスクを高めます。

Q.高脂血症には、どのような治療を行いますか?
A.食事療法、運動療法、薬物療法があります。

■食事療法
カロリーのとり過ぎや、コレステロールの多い食品、動物性脂肪を含む食品は極力控えるようにします。コレステロール低下作用のある植物繊維や魚料理は多くとり、大豆などの良質タンパク質は適量をとってください。

■運動療法
適度な運動(30分程度の散歩やジョギング、自転車など)を毎日、もしくは少なくとも週に3日以上行うことが勧められます。ただし、はじめる前には医師の指導を十分に受けてください。

■薬物療法
食事療法や運動療法で十分な効果が得られない場合には、
・スタチン系薬剤(悪玉コレステロールの低下作用が強い)
・フィブラート系薬剤(トリグリセリドの低下作用が強い)
・レジン(陰イオン交換樹脂:悪玉コレステロールを低下させる)
などを用いて治療が行われます。

ご心配の方は、お気軽にうえなみ内科へご相談ください。