 睡眠時無呼吸症候群
 生活習慣病
 メタボリックシンドローム
(内臓脂肪型肥満)
 ヘリコバクター・ピロリ菌
 爪みずむし
 高脂血症
 痛風(痛風関節炎)
|
 
【痛風関節炎】
「高尿酸血症によって引き起こされる症状」
痛風の正式名称は「痛風関節炎」といい、「高尿酸血症」によって生じる症状のひとつです。
高尿酸血症とは、血液中の尿酸値が『7mg/dl』を超えた状態のことです。
痛みなどの自覚症状はありませんが、じわじわと関節に尿酸の結晶がたまり、痛風関節炎を引き起こします。
「ほうっておくと症状は悪化する!」
痛風発作自体は自然に治りますが、高尿酸血症は治療しない限り、改善しません!
ほうっておくと、痛みも酷くなって、治りにくくなります。
さらに、痛風発作を繰り返すうちに、関節に尿酸がたまり、次第に腫れてきます。これが「痛風結節」です。痛みはありませんが、次第に、関節が変形し、動作に支障をきたすようになります。
痛風発作が足の関節に多いのに対して、痛風結節は前進のどの関節にも起こる可能性があります。
【腎障害・尿路結石】
「尿酸を尿として排泄する過程で障害が起こりやすい」
痛風発作に次いでよくみられるのが、腎臓の障害と「尿路結石」です。これらの合併症は、高尿酸血症の状態が長く、尿酸値が高い人ほど起こる可能性が高くなります。
腎臓の機能が低下する「痛風腎」
高尿酸血症の状態が続くと、腎臓に尿酸の結晶が沈着し、腎臓の働きが徐々に低下してきます。これが「痛風腎」です。痛風腎になると、尿酸が排出されにくくなり、ますます尿酸値が高くなるという悪循環が生じます。
痛風腎になっても、尿酸値を下げる治療を行えば親交を止めることができます。しかし、そのまま放っておくと、さらに悪化して、「腎不全」になることもあります。腎不全は腎臓の働きが健康なときの30%以下に低下した状態のことです。
現在、腎不全は、高尿酸血症の患者さんの死亡原因の第3位を占めています。
尿酸の結晶が固まってできる「尿路結晶」
尿路結石は、「腎臓」、「尿管」、「ぼうこう」、「尿道」という尿の通り道(尿路)のどこかに、結石ができる病気です。高尿酸血症では、主に腎臓や尿管に尿酸の結石ができて、痛みや血尿を引き起こします。痛風の患者さんの約30%にみられます。
【痛風発作の対処法】
患部に水やぬらしタオル、冷湿布などで冷やし、安静にする。
患部を心臓よりも高い位置に置くと、痛みが和らぐことが多い。
 
【食生活を根本改善】
痛風・高尿酸血症と食生活
高たんぱく・高エネルギーの食生活が発症を増やした痛風は、かつては、ごく一部の裕福な人だけがなる「ぜいたく病」と呼ばれたこともありました。ところが、1960年代以降、日本の痛風の患者数は急増しました。食生活が欧米化し、高たんぱく・高エネルギーの食事が普及したことが、痛風の増加を招いたのです。
このように、食生活と痛風は深く関っています。逆にいえば、痛風のもととなる食生活を見直して改善すれば、痛風をコントロールし、発作や合併症を防ぐことも十分に可能です。
「高尿酸血症」と診断された場合、合併症やほかの生活習慣病がなく、尿酸値8mg/dl未満であれば、まずは薬を使わずに、生活習慣の改善、特に食生活の見直しが勧められます。食生活を変えるだけで、尿酸値をコントロールできている患者さんもたくさんいるのです。
食事のポイント
食事のポイントは、尿をアルカリ性に傾ける食品を積極的にとることです。
プリン体とは逆に、たくさんとったほうがよいものもあります。それが、「尿をアルカリ性に傾ける(アルカリ化)食品」です。高尿酸血症や痛風の患者さんの尿は、尿酸が多いために酸性になりがちで、結晶化しやすい状態になっています。尿をアルカリ化することで、尿さんが溶けやすくなり、排泄も促されて、痛風や「尿路結石」の予防につながるのです。
尿をアルカリ化する主な食品を下の囲みにあげました。どれも低エネルギーで、献立に取り入れやすいものばかりです。積極的にとりましょう。
【尿をアルカリ化する主な食品】
ひじき、わかめ、大豆、昆布、さつまいも、にんじん、ごぼう
【高尿酸血症を改善する食生活のポイント】
| プリン体を多く含む食品を控える |
尿をアルカリ化する食品を十分にとる |
| 水分をたっぷりとる |
お酒は控えめに |
| 摂取エネルギー量の適正化 |
栄養バランスのよい食事 |
◎1日のアルコール摂取量の上限の目安は・・?
ビール 中ビン1本(500ml)、日本酒 1合(180ml)、ウイスキー ダブル1杯
◎1日のエネルギー摂取量の目安は・・?
BMI25以上 1600kcal、BMI25未満 1800kcal
ご心配の方は、お気軽にうえなみ内科へご相談ください。
うえなみ内科
[住所] 三重県名張市鴻之台2番地30-2
[TEL] 0595-63-9321
ホームページからのお問い合せはこちら |
|